【ドラム演奏のコツ】TOMOO「Ginger」

ピアノのかっこいいイントロが印象的な
TOMOOの「Ginger」。

Vaundyなど著名人らの注目を集めたナンバーです。

TOMOO – Ginger 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

ドラムはキメが多かったり、跳ねるようなリズムが多かったり
難易度が高いもののうまく演奏できるようになれば
非常にかっこいい楽曲となっています。

今回は中級ドラマーに挑戦しやすい「入門編」の楽譜を使って
演奏のコツを解説していきます。

16ビートはハイハットとスネアの移動に気をつけよう

AメロやBメロのように、16分音符でハイハットを鳴らすフレーズは
「16ビート」と言います。

16ビートでは右手がハイハットとスネアを行き来するところで
特にテンポが乱れがちです。

メトロノームに合わせてテンポが崩れないように練習しましょう。

16ビートの練習方法は以下のページにて詳細に説明しています。

Gingerの16ビートは、バスドラが裏拍に入って複雑になっているのが特徴です。

テンポを落とした状態から練習を始め、
着実にバスドラがどのタイミングで入るのが正解なのかをつかんでからテンポを上げていきましょう。

この裏に入るバスドラムにより、
猫のように跳ねたリズムを表現することができます。

キメではほかの楽器とタイミングを合わせる

サビの直前や2番では、ほかの楽器と音を出すタイミングを合わせる「キメ」が登場します。

ほかの楽器の音を聞き、合わせることを意識して演奏しましょう。

サビに入るフィルインは跳ねるように

サビのメインのドラムフレーズは「裏打ち」です。

裏打ちは跳ねてノリのいい雰囲気をつくりだしますので
それに合わせてフィルインも跳ねたように演奏しましょう。

2番前の3連符に注意

楽譜中のリハーサルマーク「D」の4小節目、2番に入る直前の部分では
休符が混じった3連符が登場します。

休符で休もうとするとテンポが崩れやすくなるため
休符部分は空気を打つようにするといいですよ。

ハイハットの音をピタッと止めてメリハリをつける

間奏であるリハーサルマーク「G」の部分では、
素早くハイハットを閉じて音を止めるようにしましょう。

ほかの楽器も素早く音を切る場所なので、合うとかっこよく決まりますよ。

ただハイハットを閉じるタイミングが早すぎると
オープンハイハットの音が鳴る前に閉じてしまうことがあります。

そうならないように、スティックがハイハットに当たるのを感じてから
左足をハイハットペダルに下ろすようにしましょう。

ハイハットペダルを踏むのは、オープンハイハットを鳴らしてから
32分音符分くらい遅れるようなイメージです。

Gingerは難易度が高い曲なので、腕に自信が出てきてから挑戦してみてくださいね。

さらに難しい、完コピバージョンはこちら!