【ドラム演奏のコツ】緑黄色社会「Alice」
可愛らしく跳ねたようなリズムが特徴的な、緑黄色社会の「Alice」。
リョクシャカのライブでも人気のある楽曲です。
全体的に手数が少なく、初心者にも演奏しやすいので
バンドでコピーするのにオススメです。
バスドラで「跳ねたリズム」を表現する
Aliceでは、裏拍に入るバスドラムが多用されています。
この裏に入るバスドラムにより、楽曲の特徴である「跳ねたリズム」を表現することができます。
バスドラが裏拍に入るためリズムが崩れやすいので、
メトロノームを使ってテンポキープの練習をしましょう。
跳ねたリズムを表現するためには、バスドラを重くしすぎないことがポイントです。
どちらかというと前のめりになるように演奏すると、ちょうどいい軽やかさになると思いますよ。
跳ねたリズムの想像がつきにくい人は、
ご本人のライブ映像を見て、跳ねたリズムを感じてみてください。
3連符をマスターせよ
Aliceにはところどころ3連符のフレーズが登場します。
特によく出てくるのが、2拍分の長さを3等分にした3連符です。
原曲の音源を何回か聞いて、リズムのパターンを掴んでみてください。
メトロノームを使って3連符のリズム感を掴むのもオススメです。
2番Aメロはアクセントを意識して
2番Aメロは、ドラム譜の「>」がついているスネアドラムを強く鳴らします(=アクセントをつけます)。
テンポキープしながらアクセントをつけて演奏できるよう、
メトロノーム等を使用して練習しましょう。
ラスサビはハイハットのオープン・クローズのタイミングを掴もう
ラスサビでは、ハイハットのオープン・クローズを交互にします。
右足でバスドラムを踏むのと同じタイミングで、左足でハイハットクローズにすると
うまくハイハットオープン・クローズを交互にすることができますよ。
両足を同時に上げることになりますので、
重心をお尻にかけてバランスを取ることがポイントです。
縄跳びをするような感覚で両足をぽんぽん上げると演奏しやすいです。
ハイハットに関しては、オープンのタイミングだけスティックで叩けばOKです。
クローズのところは左足で音を止めるのみです。
アウトロはバスドラのタイミングが肝
アウトロのドラムフレーズは、バスドラが肝となります。
裏拍に入るバスドラのおかげで、イントロと同じメロディーラインなのに
まるで違う旋律を奏でているような感覚がします。
まずは「口ドラム」でバスドラの入るタイミングをつかんでから
実際にドラムセットで演奏してみるといいでしょう。
最後に
跳ねるようなドラムが特徴的な「Alice」、いかがでしたでしょうか。
明るくポップな曲調の楽曲でよく使われるフレーズが満載ですので
今後そのような楽曲のコピーをしていきたい人にとって適切な練習曲になると思います。
初心者ドラマーには入門編の楽譜がおすすめです。
ドラムに慣れてきてステップアップしたい人には以下の完コピ版をおすすめします。