【ドラム演奏のコツ】DISH//「birds (in 2022)」
結婚にふさわしい歌詞が特徴の本曲。
DISH//の結成10周年プロジェクト「再青」にて、
リテイクされた音源が配信されたことでも話題になりました。
結婚式の余興で演奏するのにおすすめの楽曲です。
イントロではリムショットで音量を抑えて
ここからは入門編の楽譜から一部を抜粋して、演奏のコツを解説していきます。
まず紹介するのは、イントロのドラムのフレーズです。
楽譜でスネアドラムと同じ位置、すなわち5線譜の上から2番目の間に×で表記されているものは
リムショットで演奏することを表しています。
リムショットとは、スネアドラムの縁の金属部分をスティックで叩いてカンッと鳴らす奏法です。
優しい雰囲気を出したいときによく使われる奏法で、
birdsのイントロの雰囲気を出すのにぴったりです。
リムショットを表拍で鳴らしてテンポをキープしながら
所々間にバスドラムを入れるのが演奏のポイントです。
リムショットに慣れていない人はリムショットでテンポキープできるようになるのが
演奏できるようになる第一歩だと思います。
サビの直前では裏拍に入るフレーズに気を付けよう
イントロが終わってからは、8ビートの基本のフレーズが続きます。
しかしサビの直前の4小節は裏拍にバスドラムやスネア、ハイハットが入り
リズムが複雑になるので注意が必要です。
特にメトロノームを使って練習し、8ビートからこのフレーズに入っても
テンポをキープできるようになりましょう。
ラップ部分で出てくる2拍3連に注意
ラップ部分の中間らへんでは、「2拍3連」が登場します。
「2拍3連」とは、2拍を3等分することを表しています。
原曲をよく聞きこんだり、「2拍3連」で検索してリズムをつかむ手がかりを探したりなどして
頑張って習得していきましょう。
アウトロは音量を抑えよう
アウトロはイントロと似たフレーズですが
イントロでリムショットを鳴らした部分がスネアドラムに置き換わります。
ここで注意したいのが、音量を抑えることです。
スネアドラムを鳴らすと音量が大きくなりがちですが、
しっとりと曲を終えるために音量を大きくしないように気を付けましょう。
まとめ
birdsは優しい歌詞・メロディが特徴的な楽曲です。
楽曲にふさわしい演奏ができるよう、試行錯誤しながら練習してみてくださいね。
音源に近いアレンジで演奏したい方は完コピ版の楽譜を活用してくださいね。