【ドラム演奏のコツ】赤い公園「恋と嘘」

恋と噓アイキャッチ

ゆったりとして明るい曲調の「恋と嘘」。
TBS系テレビ「王様のブランチ」4月度エンディングテーマ、
恋する肌キュン by ロート製薬「肌ラボ」キャンペーンソングのタイアップもあり
どこかで聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。

そんな「恋と噓」のドラム演奏のコツをフレーズごとに紹介します!

様々なリズムパターンを習得するのにぴったり

恋と嘘のドラムにはいくつかのリズムパターンが存在し、
基本の8ビートから演奏の幅を広げたいと思っているドラマーにはぴったりな練習曲です。

まず練習する前に、ドラムがどのように演奏されているのかを意識してご本人の演奏を観てみましょう。

「恋と嘘」のドラム楽譜を見ながら映像をみると、ドラムを演奏するイメージが湧きやすくなります。

赤い公園「恋と噓」

休符を意識しよう

ここからは入門編の楽譜を使って演奏のコツを解説していきます。

本曲では、全体的に休符を意識して演奏することがポイントとなります。

早速イントロのドラムフレーズでも休符を意識することが求められます。
ハイハットは表拍では叩かず、裏拍で鳴らしていきます。
バスドラムが表拍に入っているので、交互に鳴らしていくようにしましょう。

またギターソロ直前には、1拍ブレイクを挟んだ後にスネアを鳴らします。
スネアを鳴らすタイミングがしっかりキマると曲全体が締まってかっこよく始められるので
メトロノームを使って丁寧に練習していきましょう。

ハイハットのオープンクローズにメリハリをつけるBメロ

Bメロではハイハットのオープン・クローズを両方使います。
2拍目のみハイハットを開いて音を出し、あとはハイハットを閉じて音量を抑えます。
2拍目のハイハットを閉じる瞬間は原曲をよく聞き、タイミングを合わせてみましょう。

裏拍でクラッシュシンバルを鳴らすサビ

サビでは、裏拍にクラッシュシンバルを入れることで跳ねたようなリズムを表現します。
ギターやベースなどの他の楽器も同じようなリズムを取りますので
バンドで演奏する際はぴったり合うように意識して練習していきましょう。

このクラッシュシンバルを鳴らすとき、大きめに振りかぶって動きをつけると
周りのメンバーも合わせやすいですし、見栄えがよくかっこいいと思います!

本曲ではサビ以外にも同じように裏拍でクラッシュシンバルを鳴らすことが多いです。
サビ以外でもかっこよくキメたいですね!

表拍でスネアを鳴らす間奏

ギターソロのある間奏では、表拍でスネアを鳴らします。
基本の8ビートでは2拍目と4拍目にスネアを鳴らしますが、
このフレーズでは1拍目と3拍目にもスネアを鳴らします。

楽曲によく出てくるリズムパターンですのでぜひ習得しましょう。

リズムを崩さずに、3拍目と4拍目の裏にバスドラムを鳴らせるようにしたいですね。

スネアの数が多いのでつい音量が大きくなってしまいがちですが、
この間奏ではギターを聴かせたいのでドラムは抑えめにしてギターを引き立てましょう。

ライドシンバルでしっとりときれいに終わる

一番最後は、ライドシンバルをきれいに鳴らしてしっとりと終わらせます。
4回裏拍でライドシンバルを鳴らし、
最後は静かにしゃらららーとライドシンバルを数回叩きます。

ライドシンバルできれいな音を鳴らすコツは、
スティックの先端の「チップ」の膨らんでいるところのみをシンバルに触れさせることです。

スティックの棒部分であるショルダーで鳴らすと大きな音が出てしまいます。

このように、スティックのどの部位でドラムセットに触れるかで音色が変わってきます。
演奏のシーンに合わせてスティックのどの部位を使うのかを使い分けていきたいですね。