【ドラム演奏のコツ】藤井風「さよならべいべ」
おしゃれなロック曲である藤井風の「さよならべいべ」。
ゆったりとしたテンポなので初心者にも演奏しやすい楽曲です。
裏拍のバスドラムで心地よいビートを生もう
ここからの演奏の解説では、入門編の楽譜を手元に見ながら読み進めてください。
Aメロでは裏拍に入るバスドラムを意識して演奏すると、
心地よいビートを奏でることができるでしょう。
まずは口(くち)ドラムでこのフレーズを口ずさみ、リズムをつかんで練習するのがおすすめです。
リズムキープしながらハイハットのオープン・クローズを切り替える
Bメロは、Aメロのフレーズからハイハットの鳴らし方が一部変化します。
〇のついたハイハットをオープン(左足でハイハットを踏まない状態)で鳴らし、
+のついたハイハットは左足でハイハットを踏んで音を止めます。
オープンハイハットを鳴らすところが4拍目の裏拍になりますので、
リズムキープを意識しないと崩れやすいポイントです。
メトロノーム等を使ってリズムキープする練習をしましょう。
タム回しは肩を動かすことを意識する
2番のサビが終わった後のCメロでは、タムタムを移動するフレーズを演奏します。
右手でライドシンバルを鳴らしながら、左手でタムやスネアドラムを移動して鳴らします。
タムを移動するとき、肩を大きく使うようにするとスムーズに演奏できます。
逆に腕の力だけで移動しようとすると、タムの端っこにスティックが引っかかってしまったり
腕を痛めてしまったりする可能性があります。
肩を動かして演奏する癖をつけると、速いタム回しもできるようになりますよ。
歌に合わせて裏拍を叩こう
2番と最後のサビの間に入るフレーズでは
後半の裏拍に入るシンバル類を、テンポよく鳴らすことがポイントです。
ここでシンバルを鳴らすタイミングは、歌を伸ばすタイミングと一致します。
ずれないように、歌と合わせて演奏できるとうまくキマりますよ。
まとめ
「さよならべいべ」は8ビートを中心としたフレーズが多く、
テンポもゆったりしているので初心者の練習にぴったりです。
裏拍に入るドラムが曲の跳ねた感じやグルーヴを醸し出すのに重要な役割を果たしているので、
テンポを崩さずに演奏できるように頑張りましょう。
入門編の楽譜では物足りなく感じるようになってきたら、
より原曲を再現して演奏できる完コピ版に挑戦してみましょう。