ノリのいい曲に必須なドラムフレーズ!「裏打ち」のコツ
ライブでやると盛り上がるようなノリのいい曲で多く使われているのが
「裏打ち」というドラムフレーズです。
名前だけ聞いたことがある人もいるかもしれませんね。
このページでは裏打ちとは何か、また演奏のコツを解説します。
裏打ちとは、ハイハットを裏拍で鳴らすフレーズ
裏打ちとはハイハットを裏拍に鳴らすドラムフレーズのことを指します。
以下の楽譜は裏拍でオープンハイハットを鳴らし、表拍でハイハットを閉じるという、
裏拍が目立つフレーズになっています。
多くの場合4分音符でバスドラムを表拍に鳴らすため、「4つ打ち」とも呼ばれます。
裏打ちが使われている楽曲のひとつに、緑黄色社会の「Alice」が挙げられます。
アウトロに入る直前のサビ部分で裏打ちが使われています。
バスドラムを基準にして間にハイハットを入れ込む
裏拍を意識しすぎるとテンポが乱れてしまいませんか?
そんな人は、まず「バスドラムをメトロノームに合わせて鳴らす」ことを練習してみましょう。
裏打ちでは、バスドラムとバスドラムのちょうど中間にハイハットの音が入ります。
バスドラムを一定のテンポで鳴らせるようになったら
ハイハットがちょうどその間の位置にくるように鳴らす練習をしましょう。
ハイハットのオープン・クローズはバスドラムと同じタイミング
私が初心者の頃、ハイハットのオープン・クローズを切り替えるのに苦労しました。
同じように頭が混乱してしまう人もいるのではないでしょうか。
実はバスドラムを鳴らすタイミングとハイハットを閉じるタイミングは同じです。
そのため、同じタイミングで両足を下ろせばタイミングはバッチリです。
お尻に重心を乗せる
「両足を同じタイミングで下ろす」ということは
「両足を同じタイミングで上げる」ことです。
両足を同じタイミングで上げようとするとバランスが崩れてしまいませんか?
そのような場合は、お尻に重心を乗せて足に体重をかけないようにしましょう。
両足を同時に上げる際は、お尻重心でジャンプするイメージでいきましょう。
そうすれば身体のバランスが取れ、テンポも一定に保ちやすくなるはずです。