違うジャンルのドラムを叩けるようになるには?

ロック、ジャズ、シティポップ、ブルース…

音楽には様々なジャンルがあり
ジャンルによってドラムパターンも変わります。

それぞれのジャンルのドラムの特徴を見ていきましょう。

基本のロック

筆者がロックドラム出身者であることもあり
ロックのドラムを基準にしてご紹介していきます。

ロックのドラムの基本は8ビートです。
8ビートはドラム譜で表記すると以下のようなフレーズです。

8ビート

1小節を8等分してハイハットを鳴らします。
「等分」というのがポイントです。

ロックではバスドラムとスネアドラムを大きく鳴らすようにすると上手く聞こえます。

揺れたリズムが特徴のジャズ

ジャズはロックと異なり、ハイハットは等分に鳴らさないことの方が多いです。
「スウィング」と一般的に呼ばれ、
3連符の真ん中の音を抜かしたようなリズムになることが特徴です。
「チーチッキ チーチッキ」といったリズムです。

またハイハットやライドシンバルといった金物類を目立つように鳴らします。

詳細は以下のページを見てください。

バスドラムがずれこむシティポップ

シティポップではロックよりもバスドラムや頭のクラッシュシンバルが
16分音符程度前にずれこむことが特徴的です。

全体的なテンポは落ち着いていることが多いです。

ロックとジャズの中間のようなブルース

ブルースはロックのご先祖とも呼ばれています。
そのためバスドラムやスネアを目立つように演奏します。

一方でジャズのようにスウィングさせて演奏するのが基本のフレーズになります。
ただしジャズでは2拍目と4拍目にアクセントを置くのに対し
ブルースでは1拍目と3拍目にアクセントを置きます。

それぞれの代表的な音楽を聴きリズムをつかもう

それぞれのドラムの特徴を踏まえて各ジャンルの代表的な楽曲を聴いてみましょう。

聴いてみたり、実際に一曲コピーしたりすると
おおよその傾向をつかむことができますよ。

各ジャンルの特徴を自分なりに理解し
違うジャンルへ進出したりジャンルを融合させてみたりしてみてください。

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Posted by ぴんりこ