8ビートを練習したい人にオススメ!【ドラム演奏のコツ】THE KEBABS「ラビュラ」

ラビュラアイキャッチ

THE KEBABS「ラビュラ」のドラム解説をします。

楽曲紹介

「ラビュラ」はTHE KEBABSの2ndアルバム「セカンド」に収録されているロックバラードです。
ゆったりとしたリズムかつシンプルなドラムなので、
ドラムを始めたての人にもコピーしやすい楽曲です。

THE KEBABS / ラビュラ(Official Music Video)

A Flood of Circleの佐々木亮介さんと
UNISON SQUARE GARDENの田淵智也さんが合同で作詞作曲をしています。

ゆったりとしたリズムに載せられたストレートな歌詞が心に飛び込んでくる楽曲ですよね。

基本のフレーズをマスターしよう!

ここからはラビュラのドラムスコアを手元に用意して解説を読んでください。

ラビュラの基本のフレーズは8ビートです。

クローズハイハットの部分が
オープンハイハットになったりライドシンバルになったりはしますが、
両手両足の動きは一緒です。

このフレーズさえ演奏できればラビュラのドラム演奏ができちゃいます!

練習するポイントはこちらの2点です。

  • 一定のリズムで演奏できるようにすること
  • 特にバスドラムとスネアドラムをしっかり鳴らすこと

この2点を抑えて演奏すれば、本家のようにガッチリと落ち着いたドラミングができると思います。

サビ終わりのフィルインをかっこよくキメよう

「1.」で囲われている小節は1番のサビの最後に、
「2.」で囲われている小節は2番のサビの最後に演奏することを示しています。

どちらも後半のスネアドラムのフレーズが16分音符の裏から入っていますね。
16分音符のおかげで少し軽やかなフィルインになっています。

難しいと感じたら、音源を聞きこんでタイミングを掴みましょう。

ドラムのフレーズを口ずさんでから実際にドラムを演奏してみると、
上手く叩けるようになります。

安定感のあるリズムでみんなの合唱を支えよう

ギターのソロが終わった直後のサビでは、
ドラム以外の楽器の音がなくなりドラムとボーカルだけになります。

ドラムの責任が非常に重くなる瞬間ですね(笑)

この部分のドラムフレーズは、「基本のフレーズ」からシンバル類を抜いたものになります。

リズムをシンバル類で刻むことができなくなりますので、
一定のリズムを保つことがさらに難しくなります。

しかも曲が盛り上がるところなのでついつい気分が高まり
リズムキープできなくなるということもあり得ます。

テンションが上がってもリズムキープができるよう、しっかりと練習しておきましょう。

このセクションを安定して演奏できれば、
みんなが安心して気持ちよく合唱できて楽しさが高まると思います。

Dメロ前のフィルインをキメてボーカルにバトンを渡そう

Dメロ直前のフィルインの後にボーカルのいちばんの見せ所がありますので
ドラムをしっかりキメてボーカルにバトンを渡してあげましょう。

フレーズを見てみると、スネアドラムが入らないところでバスドラムが入っています。

バスドラムが「基本のフレーズ」とは違うタイミングにありますね。
このようなフレーズではリズムを崩しがちです。

まずはゆっくりこのフレーズを練習してみましょう。

それができるようになれば、前後のフレーズの流れの中で
リズムを崩さずに演奏できるかどうかを試してみましょう。


コピバンでの演奏や初心者ドラマーの練習曲として
楽譜とこの解説が役に立てば嬉しいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!