【ドラム演奏法】リムショットとは?バラード以外にも使う場面あり!
ドラムの音を聞いていて、カンカン高い音が聞こえるときはないですか?
この「カンカン」とした音は「(クローズド)リムショット」という演奏法で鳴らします。
このページでは、リムショットの中でもクローズリムショットについて解説していきます。
クローズリムショットはどうやって演奏する?
クローズリムショットは、スティックでスネアの縁の金属のみを叩くことで音を鳴らします。
下の写真のようにスネアの打面にスティックを持った手を置き
スティックのショルダーの細くなり始めるくらいのところが縁にくるようにします。
スティックが金属に当たる位置によって鳴る音の高さが変わります。
ショルダーの細くなり始める部分が当たるとよく響く音が鳴りやすいです。
いろんな部分を試してみて、自分の理想の音を探しましょう。
クローズドリムショットの効果
このリムショットは、普通のスネアを鳴らすよりも小さな音になります。
そのためバラードやアコースティックといった静かな曲で
スネアの代わりに使われることが多くあります。
一方、ドラムセットのほかの部位と比較して特徴的な高い音を出すことができるので
スネアにアクセントをつけたいときに使われることもあります。
リムショットの楽譜での表記
リムショットはスネアの位置に×印で表記されます。
例えば下の楽譜だと、8ビートのスネア部分をリムショットに置き換えて鳴らします。
リムショットがよく使われている楽曲
DISH//の「birds」のイントロにリムショットを使うフレーズが登場します。
この曲は穏やかな雰囲気の曲であり、
イントロにリムショットが使われていることで
印象に残るイントロフレーズになっています。
鳴らす回数も多いので、リムショットを練習したい人にはおすすめの楽曲です。
バラード以外のにぎやかな曲では、back numberの「ネタンデルタール人」の中に
リムショットを使った特徴的なフレーズがあります。
この曲はアップテンポなのでリムショットのときにスティックを持ち変えるのに苦労しますが
リムショットの含まれるサビ前のフレーズを上手く演奏できればすごくかっこいいです。