【リズムキープ】急に静かになる部分でテンポをキープする方法(ドラム)
楽曲中、音数が急に減ったり音がなくなったりすると
ドラムだけでなくバンド全体のリズムが崩れやすくなりますよね。
このようなとき、ドラマーとしてバンドのリズムを支えるヒントをご紹介します。
クローズドハイハットで音を刻む:難易度★
クローズドハイハットでBPMと同じテンポを「チッチッ」と刻み
バンドメンバーに音でリズムを知らせる方法があります。
この方法はバンドで同じリズムを共有できるようになるだけでなく
ドラマー本人も次のフレーズに入りやすくなる効果があります。
一方でバラードといった雰囲気が重要な曲では
ハイハットの音が邪魔になることもあります。
曲に合わせて導入するか考えてみましょう。
指揮者のようにスティックを動かす:難易度★★
音を出さないでリズムキープする方法として
「指揮者のようにスティックを動かす」方法があります。
指揮者は指揮棒を奏者の前で振ることにより、楽団の息を合わせていますよね。
それに似たことをドラムスティックでしてしまうのです。
指揮者のように複雑な動きまでする必要はなく、
バンドメンバーにテンポがわかるように上の方で上下に空振るだけでいいです。
どこかにスティックをぶつけると音が出たり動揺したりするので
あくまで空振りするよう周囲には気を付けましょう。
身体を揺らす:難易度★★★
最後にご紹介するのが、「身体を揺らす」というシンプルな方法です。
バンドメンバーに身体を揺らしただけでテンポを伝えるのは至難の業です。
あくまで自分のテンポをキープするために揺らし
それによって鳴らしたドラムにバンドを合わせるくらいの気持ちで取り組むのがオススメです。
実際の楽曲で練習してみよう
急に静かになる場所が出てくる楽曲として、赤い公園の「サイダー」が挙げられます。
ラスサビに入る前に、静かになる部分があります。
このページで学んだことを活かして練習してみましょう。