【ドラム演奏のコツ】UNISON SQUARE GARDEN「フルカラープログラム」

フルカラープログラムアイキャッチ

印象的なドラムフレーズから始まる、UNISON SQUARE GARDENの「フルカラープログラム」。

初心者ドラマーでもかっこよく演奏できるよう、
演奏のコツを解説していきます!

楽曲紹介

フルカラープログラムは疾走感あふれる爽やかな明るい楽曲なので、
ライブで演奏したら「かっこいい!」と思われること間違いなしです!

UNISON SQUARE GARDEN「フルカラープログラム」LIVE MUSIC VIDEO

インディーズ時代の楽曲にも関わらず
ファンの間では根強い人気があり、
現在でもライブで演奏されると会場が湧く楽曲です。

そのためユニゾン10周年記念アルバム「DUGOUT ACCIDENT」にも
D.A styleとして再レコーディングされたものが収録されています。

「流星前夜」 収録のものとD.A styleのものを比較すると、
前者のほうがシンプルなアレンジが多く
初心者が演奏しやすいものとなっています。

そこで今回は

「流星前夜」に収録されているアレンジの楽譜から
押さえておきたいフレーズを紹介していきます。

印象的なイントロ

「これからフルカラープログラムが始まる!」と
ユニゾンのファンなら一瞬でわかるくらい印象的なドラムフレーズがイントロでは使われています。

3拍目の裏と4拍目の裏に入るタムがこのドラムフレーズのキーポイントです。
しかしリズムを崩さずに裏に入る音を叩くのは、なかなか難しいですよね。

うまく叩けるようになるポイントはこちらです!

「表の4拍に合わせて身体を揺らす」

身体全体でリズムを取り、その間にタムを入れ込むようにすると
タイミングよく裏に音を入れることができますよ。

もし余裕があれば、3拍目と4拍目にハイハットまたはライドシンバルを叩いてみましょう。
原曲と同じ音を鳴らすことができますし、
裏のリズムがさらに取りやすくなると思います♪

1番サビ前でキメる!

1番のサビの前には、一瞬音が途切れる「ブレイク」が入ります。

まず、原曲を聴いてリズムを確認してみましょう。
このフレーズは拍の裏を使うので少し複雑ですが、
ドラムフレーズを口ずさめるようにすると練習しやすくなります。

そして聴き込んだフレーズのリズムに合わせて
スネアとクラッシュシンバル、ハイハットを叩いてみましょう。

ハイハットは「〇」のついているオープンハイハットを叩いた後、
「+」のついているクローズハイハットのタイミングで
左足を下ろしてハイハットの音を消します。
この際、手ではクローズハイハットを叩きません。

オープンハイハットの音を一瞬出した後すぐに消すことで、
印象的なブレイクをサビ前につくることができます。

右足でバスドラムを鳴らすタイミングと
左足でハイハットを閉じるタイミングがわずかに異なりますので
少し難しいフレーズかもしれませんが、
ゆっくりしたテンポから練習してかっこよくキメられるよう頑張りましょう!

最後のかき回し

曲の最後はクラッシュシンバルとバスドラムをたくさん鳴らし、盛り上げて締めます。
このように曲の最後にドラム類をたくさん鳴らすことを「かき回し」と言います。

ザ・バンドって感じがしてかっこいいですよね。
自由に鳴らして盛り上げましょう。

フルカラープログラムのかき回しの最後には、
「ドタッ、。シャーン、ドゥクドゥドゥン」というフレーズが入ります。

かき回しを締めるように「ドタッ」のところでしっかりスネアを鳴らしましょう。

入門編からさらにステップアップしてみたい人は
完コピ版の楽譜にも挑戦してみてください。