【ドラム】難しいフレーズの攻略方法!「分解」する
楽曲を演奏していて難しいフレーズに遭遇したとき。
演奏しやすいように省略するのも一手ですが
上達のためにできるようにもなりたいですよね。
そこで今回は難しいフレーズの攻略方法について解説していきます。
「分解」して少しずつできるようにする
難しいフレーズをいきなりすべて演奏できるようになるのは至難の業です。
私の経験上おすすめする練習法は、ドラムフレーズを「分解」していくことです。
分解には以下の2種類があります。
①譜面でいう「縦」の分解
②動かす身体の部位による分解
譜面でいう「縦」の分解
まずひとつめ、『譜面でいう「縦」の分解』です。
これでは譜面上の小節の中の、〇拍目といったように
縦に細かく分解していきます。
この手法は、リズムの基準となるような一定の動きをしないフレーズで有効です。
2拍目ではバスドラとクラッシュが同時になる、というように
同時になる音がどこになるかを考えながら分解していきましょう。
動かす身体の部位による分解
ふたつめは『動かす身体の部位による分解』です。
こちらは右足だけ、右手だけというように動かす身体の部位で分けていきます。
右足でバスドラを4分音符で一定に鳴らす、というような
リズムの基準になる部位があるフレーズで有効な手法です。
分解したうえで遅いテンポで演奏していく
いきなり原曲通りのテンポではなく、
ゆっくりとしたテンポで練習していきましょう。
頭の整理がつきやすくなり、落ち着いてフレーズをなぞることができますよ。
どんなに難しいフレーズでも、分解して少しずつ課題をつぶしていけば
だいたい演奏できるようになります。
ただし人間が演奏することが想定されていない打ち込みなどは
そもそも無理な譜割りになっていることがあります。
そうした場合は省略して演奏していきましょう。