【ドラム初心者向け】難しい曲を省略するコツ

初心者ドラマーにとって、いきなり楽譜通りに演奏するのは難しいです。

だからといって、どのように省略して難易度を下げればいいかもわかりませんよね。

そこでこのページでは、難しい曲を省略するコツについて解説します。

手数を半分にする

ハイハットなど、一定のリズムで刻む音を半減します。

たとえばテンポの速い曲で8分音符のハイハットを刻むのが難しければ
8分音符2つを4分音符1つに読み替えて、鳴らす数を半減させます。

ハイハット半減

この省略はプロのドラマーもライブでよくする手法です。
音源では8分音符でハイハットを刻んでいても
体力を消耗するライブでは4分音符で演奏して体力を温存しています。

このようにプロでも省略することはありますので
省略することに負い目を感じなくて大丈夫ですよ。

バスドラムの代わりにフロアタムを鳴らす

バスドラムの連打が難しい場合に使えるのが、フロアタムを鳴らす手法です。

例えば下のフレーズのように、シンバルーバスドラムーバスドラムが連続で繰り返されるフレーズは
バスドラムの連打に慣れていないとリズムが崩れやすいです。

バスドラムからフロアタムへの変換

そこでバスドラムの代わりにフロアタムを鳴らすようにすると
似た音のままリズムを保ちやすくなりますよ。

アクセントのついているところだけ鳴らす

下記のようにアクセントがついていると、強弱をつけて演奏するのは難しいです。

アクセントのついているフレーズの多くは
アクセントの部分を中心に残して、他の部分をカットしても
少し物足りなくなるだけでメインのリズムには支障がないことが多いです。

たとえば下のように省略することができます。

アクセント省略

飾りの音はなくしてしまう

下の楽譜のうち、16分音符で記載されているスネアドラムは飾りの音です。

16分音符飾り

あると確かに雰囲気が変わりますが、無理に演奏しようとするとテンポが乱れがちです。

テンポが乱れる懸念があれば、省略しても問題ないです。

省略した状態で演奏できるようになったら少しずつ元に戻していこう

省略したフレーズたちを演奏できるようになればドラマーとして成長することができます。

そのため省略した状態で演奏がスムーズにできるようになったら
少しずつ省略するのをやめて難しいフレーズに挑戦していきましょう。

省略してほしいフレーズのリクエストを受け付けます!

自分で省略するのは難しい…という人は
省略してほしいフレーズがあれば以下の問い合わせフォームからリクエストしてください。

気軽にどうぞ!

*****

    Tips

    Posted by ぴんりこ