【上達への道】ドラムで速いフレーズを叩けるようになるには?
ゆっくりとしたテンポでなら叩けるのに、速くなると叩けないといったことはありませんか?
特に曲の中で出てくるフレーズは速すぎて叩けないことは初心者あるあるです。
練習を積み重ねれば叩けるようになりますよ。
このページでは速く叩けるようになる練習のコツを伝授します。
速いときと同じ身体の使い方でゆっくり練習する
ゆっくりとしたテンポで叩けるように練習したら
速いテンポに合った身体の動かし方でゆっくり練習してみましょう。
ところで、「速いテンポに合った身体の動かし方」とはいったいなんなのでしょうか。
そこで2つ意識する動かし方のポイントをご紹介します。
スティックは親指と人差し指を軸に動かす
まずスティックを持つ指についてです。
親指と人差し指に力を入れて持ち
中指~小指は軽く握る程度で脱力しましょう。
親指と人差し指を軸に、中指~小指を動かすことにより
スティックを上下させます。
こうすることで腕に変な力を加えずに
楽にドラムを叩くことができます。
最初は慣れないかと思いますが
この叩き方でスローテンポから練習しておくと
速いテンポでも対応しやすいですよ。
次を叩ける位置へ移動する
続いては、体全体の動かし方についてです。
フィルインなどでタムやシンバルを移動する際は
叩いた後、次に叩く部位へ素早く移動して準備するようにしましょう。
ゆっくりのテンポだとその部位を叩く直前に移動するので間に合いますが
速いテンポだと間に合わず遅くなっていってしまいます。
前の部位を叩くのと、次の部位への移動は1セットで考えて身体を使うといいでしょう。
足に関しては移動はさせないものの
体重移動をしておくことによって次のキックがすぐに出せる状況にしておくのがおすすめです。
ゆっくりから徐々にスピードアップしていくことで確実に速いフレーズが叩けるようになる
上記の動かし方をゆっくり練習したうえでスピードアップさせていくと
練習を積み重ねるうちに確実に叩けるようになりますよ。
最初は全然叩けなくてつらいかもしれませんが
できれば毎日少しずつ、コンスタントに練習していきましょう。
スタジオに入って実際のドラムが叩けなくても
家でできる類似の練習をしていくことが上達へつながりますよ。