ライドシンバルの音が違う?音色の変え方

ドラム譜を見るとライドシンバルの表記になっているのに
音源の音色が違うことはありませんか?

ライドシンバルは叩き方によって音色がまるで別の楽器のように変化するシンバルなのです!

優しく響く音:シンバルの膨らんだ部分をスティックのチップで鳴らす

まず、ライドシンバルの基本の音色とも言える音についてです。

クローズハイハットと比較すると、優しく響く音が特徴です。

この音は、ライドシンバルが膨らんだ部分(シンバルの中心~ふちのちょうど中間点くらい)を
スティックの先端の膨らみ部分であるチップで触れると鳴らすことができます。

この基本の音で、Cメロなど曲の雰囲気をガラッと変化させたい部分で
ハイハットシンバルの代わりに演奏することがよくあります。

少し激しめの音:シンバルのふちをスティックのショルダーで鳴らす

4分や8分でシンバルを激しく鳴らしたいが、
クラッシュシンバルではうるさすぎる!というときには
ライドシンバルで音を大きく鳴らしてみるといいです。

スティックのショルダー部分を使って、
ライドシンバルのふちに近い部分を叩いて
シンバルを大きく揺らすように音を出してみましょう。

このとき、シンバルにできるだけ平行になる角度からスティックを下ろすようにしましょう。
シンバルに対してスティックが入る角度が大きくなると
スティックに負荷がかかり折れやすくなってしまうためです。

最初に紹介した基本の音より、ずっと大きい音が出てびっくりすると思います!

カンカンッと甲高い音:シンバルの中央部を鳴らす

最後に紹介するのは、「カンカンッ」と甲高い音です。

ライドシンバルの中央部の膨らみの部分をスティックで叩くと
甲高い音を鳴らすことができます。

ラテンのリズムのときに鳴らされることが多い音です。

スティックの当たり方によって音の響き方が変わりますので
上手く「カンッ」と響く当て方を研究してみてください。

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Posted by ぴんりこ