【ドラマーのお悩み解決】ハイハットシンバルはどれくらい開けたらいいの?
ハイハットシンバルは2枚のシンバルが重なっています。
2枚のシンバルの重なり具合でいろいろな音を奏でることができるのですが
どれくらい開ければいいのでしょうか。
演奏する楽曲やドラム習熟度によりベストな重なり幅は異なります。
今回はシーンごとに適したハイハットの開け具合を解説します。
初心者は数ミリ程度開けるだけでOK
初心者ドラマーはハイハットペダルのコントロールをすることが難しいです。
そのためできるだけせまくハイハットを開けるようにしてみましょう。
ハイハットペダルに軽く足を置くだけでクローズハイハットの音が鳴らせるくらいにすると楽でしょう。
ハイハットペダルに気が回るようになったら少しずつ開け幅を広げる
同じハイハットオープンでも
シンバルが揺れたときに重なる部分が多いと「じゃらじゃらーん」と
シンバル同士が干渉し合いにぎやかな音になります。
反対に開き幅が大きすぎるとあまり響かない音になります。
開け幅を大きくすると、ハイハットペダルの踏み方次第で音色を調整することができますので
ドラムに慣れてきたら少しずつ開け幅を大きくしていきましょう。
曲の中でにぎやかにしたい部分ではシンバル同士が干渉しやすくなる幅に、
静かな部分だけどオープンハイハットの音を出したいときは数ミリ程度わずかに開けるなど
演奏する曲によって最適な音を探してみましょう。
ジャズでは1センチくらい開ける
ジャズドラムを演奏するとき、多くの場合2拍目と4拍目でハイハットペダルを踏み「シャッ」という音を出します。
この音はバンド全体のリズムの基準となる音になるので
バンド全体に聞こえるように大きく鳴らす必要があります。
そのため大きめにハイハットを開くようにし、
ペダルを踏んで足を踏むときは足を速く降ろして
鋭い音が大きくなるようにしましょう。