楽譜のない曲を演奏したいドラマーへ!ドラムの耳コピをする方法
インターネットで多くの楽譜を入手できるようになりましたが
依然として楽譜のない曲は多く存在します。
楽譜がない場合、音源を聞いて鳴っている音を聞き取る「耳コピ」をすることになります。
ドラムの耳コピのコツを紹介していきます。
まずドラムの各部位の音を覚えよう
実際にドラムセットを鳴らしてみて、どの音がどの部位に当たるのかを覚えましょう。
タムタムの音の高さの違いや
ハイハットとライドシンバルの音色の違いをよく押さえましょう。
ほかの楽曲をいくつか練習し、よくあるドラムフレーズを覚えよう
ドラムではよく出てくるフレーズが何種類も存在します。
そこでほかの楽曲を練習することで、どんなドラムフレーズがあるのかどうかを理解することができます。
耳コピしようとしている曲の中に
過去に演奏したことのあるフレーズが出てきたら
耳コピしやすいですよ。
少しずつ分解しながら耳コピをしてみよう
下準備ができてきたらいよいよ耳コピに進んでみましょう。
耳コピするときは、いきなりすべてをしようとせず
少しずつ分解することがおすすめです。
例えばこんな感じです。
・バスドラムが1~4拍目に入っている!
・スネアドラムは2拍目と4拍目だけに入っている
分解して得られた情報を最後に一つにすれば
その部分のコピーの完成です。
難しいフレーズはまずリズムを把握しよう
フィルインなどの難しいフレーズは、いきなり鳴っている場所を聞き取ろうとせず
まずリズムがどのようになっているかを聞いてみましょう。
リズムが聞き取れたらまたそのリズムを「分解」し
今度は鳴っている場所に集中して聞くと
頭に入ってきやすいですよ。
耳コピするときはメモを取るとわかりやすい
一度捉えたリズムを頭の中にキープしながら
音色などに集中するのは難しいです。
そこで耳コピして少しずつ明らかになったリズムや音をメモしながら進めてみましょう。
メモをきれいな楽譜に書こうとしなくてOKです。
自分で見返してわかればいいのです。