【ドラム】アクセントをつける練習方法
ドラム譜で、音符の上に「<」がついているものを見たことはないですか?
これはアクセントを意味しており、
このアクセントがついている音符は強く叩きます。
しかし変な場所にアクセントがついているとすぐには演奏できないですよね。
そこで今回はアクセントをつけるための練習方法を解説します。
テンポを落として徐々にスピードアップする
たとえば次のようなアクセントが入っているものを練習してみましょう。
このフレーズではアクセントの入る箇所が左手と右手両方あるので
少し複雑になっています。
たとえば実際の曲のBPMが140ですぐにはこのテンポで叩けない場合
BPMを90など、実際に叩ける速度に落としましょう。
そして徐々にテンポを上げていきます。
テンポを上げていく過程で叩けないテンポに到達したら、
次のことを意識して練習していきましょう。
スティックの振る速度を速くする
アクセントをつける場合、ゆっくりのテンポであれば
スティックの振り幅を大きくすることが簡単にできますが
速くなるとスピードに追い付かなくなってきます。
そこで意識してアクセントをつける前後のスティックの振る速度を
速くしてみましょう。
たとえば先ほどの例のフレーズであれば、
2音目を演奏した直後にスティックを上にはね上げて
速度を上げて4音目を振り下ろし、強く叩きます。
次のアクセントも同じで、5音目を演奏したら
すぐにスティックを上げて
アクセントのついている7音目を振り下ろします。
ゆっくりのテンポからスティックの振る速度を意識して練習すると
速いテンポになったときもアクセントをつけやすいですよ。