【ドラムセッティング】1タム、2タムとは?
ライブハウスでライブをするとき、「セッティングは1タムにしますか?」と聞かれたことはありませんか?
このページではそもそも1タム(ワンタム)とは何か、
セッティングを1タム、2タムにするメリット・デメリットについて紹介します。
1タムのセッティングとは
1タムのセッティングとは、ミドルタムを取って
その位置にライドシンバルを持ってくるセッティングのことを指します。
1タムのメリット
1タムだと片方のタムがなくなるため、ドラマーの身体がより観客に見えやすくなります。
ドラマーは元々観客との距離がありますので
少しでも観客と近くなるような気持ちになりたい人におすすめのセッティングです。
また初心者ドラマーの多くはデフォルトのセッティングである2タムのままで演奏するので
1タムにセッティングを変更するだけで一歩上級者になるような気がします(笑)
1タムのデメリット
セッティングに時間がかかることがデメリットです。
タムを外してライドシンバルの位置を変える作業は
慣れても5分程度かかります。
またタムをひとつ減らすため
鳴らせる音の種類が減ってしまうのもデメリットです。
2タムのメリット
2タムのセッティングはタムの角度を調整するだけで済むので
時間がかからず、その分練習することができます。
またタムを使った速いフィルインが多い曲の場合
2タムの方がタム間の移動が楽なので演奏しやすいです。
2タムのデメリット
タムでドラマーの上半身が隠れてしまうことがデメリットです。
せっかく素敵な衣装を着たとしても
観客から見えにくくなってしまいます。
両方のセッティングを試してみよう
あなたは1タムと2タムのどちらを選びますか?
私は練習・本番の会場や演奏楽曲によってセッティングを変更しています。
2タムしかしたことがない人はまず練習で1タムを試してみて
選択肢のひとつとして考えてみてくださいね。